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実施内容
結果はこちら
来場者数推移
開始時刻 | 2009 | 2010 | 2011 | 2012 | 2013 | 2014 | 2015 | 2016 | 2017 | 2018 | 2019 | 2020 |
11:30頃 | - | - | - | - | - | - | - | - | 126 | 68 | 90 | 116 |
16:00頃 | 1219 | 1063 | 609 | 676 | 344 | 336 | 273 | 318 | 211 | 239 | 163 | 173 |
20:30頃 | 1017 | 971 | 2350 | 1475 | 708 | 651 | 343 | 301 | 345 | 299 | 256 | 240 |
集計タイミング
通常:タイムシフト後
2010:第一部はタイムシフト後の2枠累計(来場者数は見た目ほどではない)
2017:タイムシフト後の6枠累計(来場者数は見た目ほどではない)
配信時刻
2009-2010:第一部16:30-19:00 第二部21:00-23:30
2011-2016:第一部16:00-19:00 第二部20:30-23:30
2017-2020:第一部11:30-14:30 第二部16:00-19:00 第三部20:30-23:30
ただし2017は予約延長不可のため大体の時刻
太字の扱い
最多:ただし集計タイミングに特記がある場合は参考記録のため含めない
感想
感染症対策で外出自粛する方が多かったからか全体を見ると来場者数は前回より微増しました。昼の部(第1部)では競合が少なかったこともあり、初めて現枠取得体制下で100人を超えました。夕の部(第2部)もタイムシフトが終わってみれば昨年よりも微増となりました。予想通りではありますが、18時過ぎから一気に来場者数が増えるのは昨年までと同様でした。ただ、夜の部(第3部)では誤差の範囲かもしれませんが若干の減少となりました。全体でみると微増とは言え現状維持に終わった背景としては、鏡音紅白以外に真裏で完全に競合した企画(完全動画紹介のこちらよりも来場者数が多かったり、拡散力が強い)やほぼ同名の企画が多く存在していたこともあり、(一部界隈では知名度はあるものの)やはり知名度は高くなく、視聴者離れが深刻であることが浮き彫りとなった結果となったと言えると感じました。
投票数は昨年と同じ程度と見られます。点数の比率をみると最低でも7名の方が投票いただけたと見られます。但し、ほぼ同点が発生していない前日のVOCALOID生放送大賞と比べると大幅に少ない投票数のように見えています。前日までで時間と体力を使い切った方が多い、年1回のみの開催であることが問題のように感じます。状況的に2021の開催有無を検討しようかと思いましたが、2021も開催するつもりではいます。
コメントについても現状維持でしたが、新機能であるエモーションを使ってくださる方がいらっしゃるので、昨年よりも盛り上がった印象があります。
ここまでの点で、VOCALOID紅白歌合戦2020 in VOCALOID生放送の最近のVOCALOID界隈の方への通念を通しての知名度向上が有効な手段であると感じています。例えば、twitterのフォロワーが最低1000人はいないと拡散力が上がらないのでフォロワーを増やしたり、VOCALOID紅白歌合戦への楽曲エントリーがしやすい方法を掲示してその意味での番組の質向上などが挙げられます。また、通常枠でもコメントやエモーションををしてくださる新規来場者がいらっしゃった場合に出来るだけ定着していただきやすいような接し方をするというのも課題となると感じています。
集計方法は昨年から引き続きスナップショットの集計を含めました。ただ、引用回数とリクエスト回数が少なかったため、この2点に関しては乗算することにしました。こうすることで、上位で同点になることを防ぐことができました。さらに集計後の選曲は関連する楽曲対決ではなく各組ほぼ同ランクの動画の対決にする(関連楽曲対決は3組だけ残した)という形式にすることにより早めの選曲を行うことができました。早めの選曲は対決の面白さは半減するものの期待度の向上効果があるため、今後も続けていければと思いました。
登場楽曲については早めのコンテンツツリー登録を行いました。これは作者の方に配慮したものです。事前に登録しておくことにより、当日に御来場いただけるようにするとともに番組への引用をしないでほしいという作者の方の方針にも対応できるようにするためとなります。今回についてはその効果は分かりませんでしたが、来年開催する場合も実施できれば良いと感じました。
収穫
- 早めの広報のため全体では来場者数を現状維持(微増)できたこと(但し、2021は正念場、普通に20%減になってもおかしくない)
- 1枠目の来場者数が増えたことにより少しだけ定着しつつあることが分かった点(昨年と同じ)
- 集計方法においてのリクエスト回数、引用回数の効果が状況次第で大きくできることが分かった点
- 集計結果のバランスが良く、そのまま集計結果を利用できて準備期間短縮につながった点(昨年と同じ)
- 最終的に接戦になった点(ほぼ同点と言っても過言ではない点差)
- 多数のVOCALOIDを利用した楽曲を特集で起用することによりほぼすべてのVOCALOIDに対応できた点
反省点
- 第3部においての来場者数減少:全体的に広告の余力を残したり、早めにブロマガに結果を載せて目に付く場所を増やしたりして番組中の広報を怠った形になった点(→未改善。但し時間がないことと毎年フォーマットが変わっている事を考慮するとこれに対応することは難しいとみられる)
- 最後の方の広報が息切れした点
- 対戦間に行っている特集部分が長い点(→短めの楽曲が多くなったように見え、10曲以上を取り上げることになったが各部6曲2パーティションではなく4曲3パーティションにすることも検討の余地がある)
- VOCALOID生放送大賞が年末最後の企画という位置づけだった方が比較的多いように見えた点(旧来の来場者に対しては仕方ないので通常枠を含めて新規来場者を継続的に何らかの方法で努力して呼び込む(企画主の存在感を高める)必要がある)
結論
全体的にこのままではいけないという点が浮き彫りになった状況のように感じました。2021までにしっかりと力を付けて挑めるようにしたいです。